2010-02-01から1ヶ月間の記事一覧

BOP研究、次の課題

日本ポリグルの小田会長からメールをもらっていて、今晩11時から、テレビ東京系列「ワールドビジネスサテライト」で、同社のBOP事業が放映されるそうです。小田会長は、「日本の中小企業の星になる」と公言され、まさにその道を進んでいて、素晴らしいなっ…

大学教員の特徴、3つの「ない」

ある企業の方が、東京から日帰りで札幌にお越しになられて、BOPビジネスについて2時間お話をさせていただきました。最前線でお仕事をされている方の話を伺うのは、こちらにとっても勉強になり、大変ありがたい機会です。今後の有望分野の最前線事情をお教え…

BOPが誤解まみれで広がらないように

平野氏(元ヤクルト本社専務取締役国際事業部長)より電話をいただきました。友人のやなぎさわ氏がムハマド・ユヌス・グラミン銀行総裁と対談している記事が、財界2月23日号に掲載されているので、それを読んで意見をほしいということです。中でも、ユヌス氏…

スリランカのBOP有望、ワクワク

スリランカにBOP事情の調査にいっている日本のNGOの方から、調査結果に関する簡易リポートが届きました。なかなか素晴らしい調査をしていて、今後の展開が楽しみです。応援する理由は5つ。1.主体が大企業ではなく、NGOであること(多国籍企業主導というプ…

常に異質性との出会いを求めよう

すすきので、TVキャスターの佐藤のりゆき様と、文部科学省学術戦略官の岡谷氏と、会食して帰ってきました。まったく分野の違う3人の集まりは、まさに「異質なものとの出会いが創造につながる」機会で、次へつながるいくつかの種を得ることができました。 異…

だんだん真剣度、増してます

『世界から貧困をなくすためのBOP ビジネス・ワークショップ(第一回)&居酒屋懇親会(第2回)』に申し込んでいただく方が増えてきて、ブログにちょっと載せただけなのに、ビックリです。またTwitterにも、昨日2ヶ月ぶりにBOPという言葉をいれて書き込んだ…

しょぼ、しょぼ、やってる研究成果をちょろっと出します

聴衆の多くは大学教員なので、研究者向けの報告スタイルと内容になります。とはいえ、実務でBOPビジネスに携わっている方々にも、ちょっとはお役に立てると思います。【日本貿易学会東部部会】 日時:2010年3月13日(土)15時〜17時30分 場所:青山学院大学 …

BOPビジネス−3つのガンバレ

国際ビジネス研究学会のジャーナルに論文を投稿したところ、査読をしてくれた匿名レフェリーの方からコメントが来て、とても今後の研究に役立つものでした。「日本企業にBOPビジネスの源流があり、日本企業こそがBOPビジネスに適性をもっている」というのが…

Four kinds of teacher

菅原がいつも肝に銘じているWilliam Arthur Ward (1921〜1994)の素敵な言葉です。 The mediocre teacher tells. The good teacher explains. The superior teacher demonstrates. The great teacher inspires.日本語では、 「二流の教師は、ただ話す。 よい…

「世界から貧困をなくすためのBOPビジネス・ワークショップ(第一回)& 居酒屋懇親会(第二回)」

【BOPビジネス・ワークショップ(第一回)】 目的:普及啓発の段階は終わって、実際の成功例を生み出していく段階にきています。そこで具体的なプランをもっている企業2社にそれぞれ1時間を使ってもらい(プレゼン15分、ディスカッション45分)、具体的な一…

「半信半疑」のBOPビジネス−実態のないBOPバブル

8都市でのBOPセミナーを終えて札幌へ戻ると、多くの方々から問い合わせをいただき、とっても有り難く思います。BOPブームに火がついたような関心の高まりを感じます。 そもそも経済産業省が、2009年度、私達の貴重な税金3億1千万円をつぎ込んで、BOPビジ…

何事も先頭を走る人は大変−BOP business first runnerを応援します。

BOPビジネスへの関心が急速に高まっています。しかしブームは、一過性で必ず去ります。ブームで終わらせないためには、多くの企業に関心をもってもらい、成功例をたくさん生み出していかなければなりません。 社会貢献活動や社会的責任(CSR)活動に対しては…