みんなが集まって大きな力になる

Seattle2011-11-28

 
 サンクスギビングの4連休を利用して、ナパ・バレーに行ってきました。ここには、大小300以上のワイナリーがあって、いまや米国を代表するワインの産地になっています。それにともなって有名になったワイナリーは、商業色が強くなって、テイスティングで、何十ドルもお金ばかり取って、何かなー、って感じがします。日本からも、そんなワイナリーを訪問して有難がるのは、いかがなものかと思います。
 私たちは、ナパ・バレー最北のカリストガで、名もないお店にはいってテイスティングをさせていただきました。美味しいワインを4種類も飲ませてもらって、もちろん無料(有名どころなら20ドルかな)。その中から一番気に入ったワインを、その日の夕食用に一本だけ買いました。応対してくれた女性もとっても心がこもっていてセンスが良くて、また行こうって気にさせられます。
 ナパ・バレーにしても、シリコンバレーにしても、やはり集積するってことが大事ですね。人が集まるところには、さらに人が集まるんです。そして人が集まると大きな力になりますね。でも、力を得て大きくなって、仮に有名になっても初心を忘れないことは大切。自分もいつも初心に帰って、出発の原点を見失わないようにって言い聞かせています。ナパの有名になったワイナリーは、10年後、20年後、成長を続けているのだろうか?