Great, great and great! 

 アメリカでは、Good job. Great. Excellent.の連発です。とにかく褒める。日本人の私には、大げさに感じでしまいますが、だんだんと慣れてきました。息子の中学校での保護者個人面談でも、どの先生もうちの息子は頑張っていると褒めます。本当に、そうなんだろうかと疑ってしまいます。しかし、日本人のように本音と建前を使い分けているわけでもないでしょう。娘の習い事を見にいっても、インストラクターは、Great. Good job. Excellent. を連発していました。
 ゼロから始めて、ちょっとでも出来たら、それを褒めて積み上げていく。これが加点方式の米国流。100点から始めて、ミスしたら減点していく。これが、減点方式の日本流。加点方式のほうがチャレンジしますよね。だから米国からはどんどんイノベーションが起こっているんだと思います。米国人だって失敗することは、同じ人間ですから、日本人同様怖いのです。でも、何もしなければゼロだから、ダメもとでやってみて積み上げていくんです。失敗は悪いこと、といのが日本。失敗は良いこと、というのが米国。
 精神性が高く細部を大切にする日本流に、米国流の加点方式を加えたら最強の方法が生み出され、高い成果が期待できます。そのようなメソッドを日本から世界に発信して、世界に通じる日本の若者がたくさん出るように努力します。