いつも変化にチャレンジ

家の前を歩くダック

 スタンフォードに来て3週間。こちらでの生活が完全に軌道に乗るまでに7合目のところに来たかなって感じです。食器一つから、寝具、電化製品、車に至るまで、すべて揃えて、子供たちを学校に通わせるところにたどり着くまでに、かなりのエネルギーを使いました。日本にいたら使う必要のないエネルギーですが、やはりやる価値はあります。試行錯誤の中から多くを学びます。たくさんの人に助けられてですが。みなさま、有難うございます。
 これまで、何回引越ししたかなと、久しぶりに数えてみたら、今回が14回目でした。はじめのほうは、自分一人の引越しでしたから簡単でした。回を重ねるにしたがって、人数が増えて今回4人。当然、費用もエネルギーも時間もかかります。しんどいですが、やっぱり面白い。アメリカでは、Uホールの引越し用トラックをよく見かけます。家財道具を自分でこのトラックに積んで、次の引越し先へと移動するのです。とっても移動しやすい社会の仕組みが出来上がっていて、どんどん引越しするようです。転職もしますよね。
 自分にいつも言い聞かせています。「転石コケを生ぜず」「流れない水は腐る」と。コケがはえた石にならないように、腐った水にならないように、いつも転がって、いつも流れていようと思います。いつも変化にチャレンジです。いま住んでいるところ、とっても快適ですが、早くも次の引越しを考えています。