世界でがっぽり稼いで、世界をハッピーにする以外に日本の活路は開けない

 講義で、出席者に「BOPビジネス」という言葉を知っている人はと質問したら、4分の1ぐらいの学生が手を挙げました。ビックリです。昨年ならゼロでした。この一年で、学生の間にもかなり浸透してきていることを実感します。
 来る13日のBOPビジネス・ワークショップ&懇親会の参加申し込みリストをみますと、学生の方々からの申込みが多くあります。若者の関心がとっても高いことに驚きです。
 今の日本では、東日本大震災の復興が最大関心事で、BOPビジネスどころではないというのが現状だと思います。しかし、現在BOPビジネスに関心をもっている若者達が、今後社会で活躍し始めるころ(5年後かな?)には、再びBOPビジネスがホットになっていることでしょう。東日本大震災で鎮静化したBOPビジネス・ブームも、これからはブームではなく、本腰を入れて結果を出していく時になっていきます。世界でがっぽり稼がないと、そして世界をハッピーにしないと、日本の活路は開けないのですから。