やっぱり、つくばも「女性」と「若者」

 つくばで、31名の方とBOPビジネス・ワークショップをさせていただきました。前半では、BOPビジネスに関するスタンダードな知識を得てもらい、後半では実際の一歩をどう踏み出すかについて考えるワークを行いました。脳みそに汗をかくことを狙って、あっという間の2時間45分。大変、熱心な方々とお会いさせていただきましたこと、何より有難く思います。
 そして、ここでの特徴もやはり若い女性が参加者の7割を占めていた、ということです。「女性」と「若者」がBOPビジネスのキー・アクターですね。様々な方々からいただくメールも、なぜか圧倒的に女子大生(最近は特に筑波大学国際基督教大学)が多いのです。今の時期、卒論で、あるいは修士論文でBOPビジネスを取り上げるという連絡をいただきます(しかし、それは現時点ではかなりの困難を伴うことです。BOPビジネスの日本語による研究成果が皆無に近く、BOPビジネス論を指導できる大学教員も数多くはいませんからね)。
 新しい時代を創っていくのは、女性と若者。女性と若者にチャンスを与えないオジサン文化をもっている企業には就職しないほうが良いですね。時代の環境変化に適応できない種は、恐竜と同じように絶滅します。これが、自然界の大法則であり、企業もまたその法則から逃れることはで来ません。