札幌でBOP大盛況!

 24日午前に北大で開催された、国際ビジネス研究学会全国大会のBOPビジネス・セッションには、130名の方が参加。午後は、小樽商大の学生が主催したBOPビジネス・ワークショップに、75名が参加。どちらも会場びっしりで、BOPビジネスへの関心の高さにビックリです。
 実際の成功例はまだまだ数少ない中、やはり経済産業省が本腰を入れて推進してるので、大きなトレンドを作り出しています。週末の貴重な休みを返上して、わざわざ札幌までお越しになり、BOPビジネス旋風を巻き起こしていただいた小山智経済産業省課長、小田兼利日本ポリグル会長、中尾洋三味の素株式会CSR部長、平本督太郎野村総合研究所コンサルタントの四方には心より感謝申し上げます。
 BOPビジネス・ワークショップでは、3時間にわたって、徹底的に若者とゲストの討論が行われましたので、通常ありがちな尻切れトンボ感はなく、議論し尽くしたといえると思います。結局は、日本にいて、いくら考えていてもダメで、小さな一歩をすばやく踏み出すこと。この小さな一歩が、日本の若者にとっても、日本企業にとっても、なかなか踏み出せないところ。だからこそ、やったもんがちなのだ。「聞いてなるほど」ではなく「行ってみてなるほど」だからね。何事も、やらなくちゃね。
 今回、小樽商大の学生の皆様が考え出したワークショップのテーマは、「そーだったのか!誰でもわかるBOPビジネス」。そして次回ワークショップ(11月17日)のテーマは、「そーだったのか!誰でも出来るBOPビジネス」です。