BOPビジネスの研究をしようとしている学生の皆様を応援します

 行く先々で出会う学生の方々から、菅原の論文を読んだといっていただいて、とっても嬉しく思う一方、恥ずかしさと申しわけなさを感じます。というのは、きちっとした論文は、書けてせいぜい一年に2本くらいです。しっかりと研究して成果をまとめなければなりませんから、そんなに書けるものではありません。BOPビジネスを研究して論文を発表している研究者が数少ないために、関心ももっていただいている多くの学生の方々にお応えできるほどの、研究成果が世に出されていません。
 これは、申し訳ないことです。菅原一人では、頑張っても論文は1年に2本。日本語で論文を発表する研究者がたくさん出て欲しいと願いますが、どうしてか分かりませんが、いません。最近のBOPビジネス・ブームにのっかって「にわかBOPビジネス論者」は出てきているようですが、しっかりとした研究をしているわけではありません。
 ですからBOPビジネスに関心をもたれている多くの学生の皆様の研究を、きちんと指導できる大学教員も少ないでしょう。論文もない、指導者もいない、日本企業のBOPビジネス事例も少ない、という厳しい状況の中で、BOPビジネス研究を進めようとしている学生の皆様を、応援したいと思っています。そういった皆様はパイオニアです。どんなことでも、遠慮なくメールでご連絡ください。出来る限りの応援をしたいと思います。
 そういう中で、JETROは組織としてお金を使って、しっかりとした調査を進めてきていますので、いまの日本では一番成果をもっています。菅原に推薦してもらったといって、どんどんJETROに問い合わせて下さい。問い合わせ先のメールアドレスと、JETROのキー・パーソンを知りたい方は、ご連絡ください。またJICAも頑張ってますので、こちらのメールアドレスとキーパソンもお教えできます。web上には掲載できないので直接菅原まで連絡を!