今日から新学期

 今年度、最初の講義が始まりました。小樽商大での貿易論からスタートです。大学の教壇に立ってから18回目の新年度。大学教員になって最初の講義のことは今も鮮明に覚えています。初めて200人くらいの学生を前にして、かなり緊張していましたが、いかにも慣れている風を装って、なんとか90分を切り抜けました。
 以来、場数を踏み続けてくると、いまでは何の準備をしなくても、アドリブでいくらでも話せるようになりました。講義の仕方も工夫を重ねて、自分なりのインタラクティブ・メッソドを確立できました。一方通行型のただひたすら話す自己満足講義ではなく、学生第一主義を掲げ、いかに学生満足度を高められるかに注力しています。
 学問の目的は、他の人をハッピーにすること。世界で多くの人をハッピーにできるような若者に成長してほしいと願います。新しいフレッシュな学生の皆さんを、今年もどんどんinspireしていきます。