失敗だらけでもいいのだ、それでも前進

 
 子供の頃、飲むと骨が溶けると洗脳されて以来、30年以上にわたって口にすることのなかったコカコーラ。しかし、ここ数年、美味しいと飲んでいます。
コカコーラが世に出た頃は、お店でシロップを水にとかして出していたそうです。ところがある時、店員さんが間違えて炭酸水を入れてしまったのです。これが、美味しいと大好評になって、現在のロング・セラーが生まれました。
 世界で初めて液晶の実用化に成功したのは、シャープ。これも失敗の成果で、実験室での誤った手順が偶然、発見に結びつきました(プロジェクトXで取り上げられています)。
 こんなふうに、間違いや失敗が後の成功に結びつくっていう例は、たくさんあります。だから何でも、頭で考えるんじゃなくて、やってみるってことが大切。行動力のない若者が多い中で、どんどん行動し、間違いや失敗を重ねる若者の価値は大です。そんな若者たちが、菅原のゼミにはたくさんいてめちゃくちゃです。世界(特に途上国)に出てたくさん失敗しよう。菅原もいつも失敗だらけです。