丑年さん、一年間ありがとうございました。

 数々の失敗があった今年一年。しかし、そのお陰でマイナス以上のプラスが得られ成長できた一年でした。この一年に感謝しつつ、あと一時間半で丑年の終わりです。
 昨日の朝日新聞朝刊。菅原が望んでいたような記事が出ていてニンマリ。日本で職を得られないワカモノが外国に職を求めて出て行っているという内容。素晴らしい!必要とされていないところで、それでも無理やり働こうとするから大変なことになります。外国では日本人を求めているところはたくさんあります。いつの時代も古い考え方に縛られて生きている人たちが多いのは世の常。しかし、そういう中にあっても、せめてワカモノは、新しい考え方、発想をもって、新しい生き方にチャレンジしてほしいと思います。「オレは、何で日本で働くんだろう?その必要性は?」って疑問を、自分に投げかけてみよう。
 数日前に読んだある雑誌には、アジアのワカモノたちが外国へ目を向けていることに対比して、日本人のワカモノの内向き志向を心配する記事が載っていました。内向き志向は、口でいくらいっても直らない(すくなくとも菅原はこれまで出来なかった)。だから、今回のような大不況が来て、日本に働き口がない、仕方がないから外国で働くしかないっていうくらいの強制力が働くことは、とっても良いことだとおもいます。いやでも、むりやり外国に出なくちゃいけないって状況がうまれることは、結局は日本の若者たちにとって大きな成長の機会になります。
 最近は会う人、会う人に、学生に何かメッセージを送るとしたら何と言いますかと質問することにしています。社会の第一線で活躍している方々は、多少表現が違っても、不思議なくらい同じ内容のことを言ってくれます。「なるべく早いうちに外国に行け。広い世界を知ろう」ということです。
 大多数が内向き志向の中で、これをやったやつは明らかに数が少ない。少ないものの価値は必ず上がる、というのが経済の大原則。「外国、人と違う、挑戦」この3つが2010年のキーワード。「感謝は悟りを得るはじめ」ってのが、キーメッセージ。