キーワードは、different

 関西学院大学で開催された国際ビジネス研究学会関西部会に声をかけていただいて、「日本発BOPビジネスの可能性と課題」というテーマで研究報告をさせていただきました。この報告でのキーワードは、ただ一つ「different」。聴衆はみんな大学教員、最も手ごわい相手です。結果は7割成功。differentを印象付けることが出来たと思います。
 まず研究報告のしかたです。いまや、10人中10人がパワーポイントを使ってプレゼンをするというのが、世の常識。当然、differentを追求する菅原は、もうパワポは使いません。ワーキン・ペーパーを配って、それを使って研究報告をしました。菅原は誰よりも早く授業でPowerPointを使い、インターネットに講義内容をアップロードするというスタイルをとりました(確か1997年頃から)。しかし、時代が菅原に追いついてきて、みんながパワポを使って講義を行い、プレゼンを行うようになったので、もうパワポはやめました。
 研究報告のテーマは、BOP。これも、日本では誰も研究していなくて、昨年2008年から、関心が急速に高まりだしました。しかし、菅原はすでに5年前から研究を開始。だれも関心を示してくれませんでした。でも、これもdifferentの追及です。みんながやってないことをやる。そして、時代がやっぱり追いついてきて、BOP、BOPというようになってきたので、菅原は次のステージに進まなければなりません。もちろん、考えているよ。BOPの次は、何か?どうぞご期待を。
 今度の水曜日から広島を皮切りとして、JETROのBOP啓発・普及セミナーが始まります。全国8都市を回って開催していくセミナーです。この全国キャラバンにも菅原は参加させていただいて、日本企業がいかにBOPビジネスに向いているかを話していきます。ここでも、菅原のdifferent精神を発揮していきたいと思います。たいてい、この手のセミナーや講演会の講師というのは、東京の有名大学の教員と決まっています。しかし、なぜ、札幌にある、全国的には名前が通っていない大学にいる菅原なのか。これも、differentです。みんなが東京。なら、菅原はその反対です。そして、differentがいかに素晴らしいかについて、日本中でホラを吹きまくってきます。