飲み会でのメモ

 昨晩は生まれて初めて、飲み会の席でメモをとりました。それほどに、有意義で濃い時間でした。ヤクルト本社国際部の方3人にお話を伺い、とても沢山の事を学ばせていただきました。やはり、外国の現場で苦労して培ってきた経験の蓄積からは、学ぶべきことがたくさんあります。

「本来は、リスク、イコール、チャンス。ところが最近では、リスクヘッジだとか言って、リスクを最少化することがビジネスのようになってしまっている。リスクの80%は走りながら解決がつく。走り出さないとリスクだけが大きく見える」(平野氏)
「国際的な仕事に向いている人は、(1)好奇心が強い、(2)人間的愛情にあふれている、(3)異文化に抵抗がなく、異質を受け入れる、という3つを満たす人。言葉の優先順位は高くない」(成田氏)
「何でも食える、どこでも寝られる、誰とでも話ができる、これが外国で仕事ができる人だ」(平野氏)
「仕事は結局、人間の器がする。器の大きな人間とは、私(わたくし)のない人間だ」(平野氏)
「グローバル時代に入り、時間的距離という点からは、世界は縮んでおり、島国になりつつある。そこで島国で培った日本の価値観が役立つ時がやってきている」(成田氏)