現場、ホウレンソウ、面

 これらの3つの言葉に、まったく関係がないように思えるよね。ところがつながっているのだ。今日は名古屋に来て、パートナーシップ・サポートセンターの代表理事、岸田眞代様にNPOと企業の協働についてお話をうかがいました。やはり現場の第一線で活躍されている方のお話は、とてもためになります。改めて、現場の大切さを認識します。
 NPO志望者の中で、コミュニケーション能力のない人がたくさんいると聞いて、とってもビックリです。大学でしっかりとその点をトレーニングする必要性を再確認しました。他の人に話を伝えられない、他の人の話を聴けないというのです。そして自分勝手に行動してしまうそうです。これでは、NPOに限らず、どこにあってもうまくいくはずがありませんね。「ホウレンソウ」=ホウ(報告)、レン(連絡)、ソウ(相談)の徹底ですね。
 先週、文教大学での講義で、「点がつながって、線になり、さらにそれが面になる」ことが分かったと、なんとも面映い意見を述べてくれた一人の学生がいました。今回は、菅原もそれを経験しました。多国籍企業、世界の貧困、NPOの3つは、一見関係のない点なのですが、名古屋に来て、それらがつながって面になりました。
 関係がなさそうな点をたくさん集めておくと、それらが、突然つながりだして面にあることがあるんだよね。それが勉強・研究の面白さ。そして前進につながるんだよね。だから、いつも、色んなことに、好奇心をたくさんもっていようね。