キーワードは「多様性」

 世間から多少隔絶されている大学でも、ついに新学期が本格的に始まりました。今年度は、56名の学生の皆さん(2年生22名、3年生14名、4年生8名、2部12名)を演習(ゼミナール)に迎え、新しいスタートです。この56名に「キラッと光る地球人」のタマゴになってもらい、ナンバーワン・ゼミにすることが菅原に課せられた使命です。
 学生を選考する基準は「多様性」。さまざまなバックグラウンドをもっている奇人、変人をなるべく多く集めようと努力しました。その結果、予期した以上に多様性に富んだゼミになりました。中でも、夜に行うゼミは、年齢、職歴、経歴が、それぞれにユニークなので、素晴らしい切磋琢磨の場になると期待できます。
 日産を復活させたカルロス・ゴーン氏の著書『ゴーン・テキスト−ビジネスの教科書』(ナイト・ゼミで使います)に、菅原が考えていることと同じことをいくつも見つけました。
 Diversity is a wealth.(多様性は富である)
 Diversity is a strength.(多様性は強みである)
 Promote diversity within Nissan.(ニッサンの中で多様性をはぐくむ)