「感動、希望、夢」のある講義を目指して

 昨日は、一日中まじめに椅子に座って、講習を受けました。一日椅子に座り続けると、授業を受けている学生の皆さん方が、いかに苦痛かがよくわかります。菅原も、もちろん一日中集中していられるわけはなく、途中で居眠りもしましたし、講師の話を適当に流してネットを見てもいました。たまに立場を変えて、学生の皆さん方の苦痛を再認識することはとっても良いことですね。つまらない講義に出たくなくなるのもよくわかります。
 そこで、そんなつまらない講義をしないためにはどうしたらいいのだろうかと、ITスキルを磨く講習会に出ていたわけです。「FDのための情報技術講習会」というよくわからない名前がついていて、要するに、大学においてITをいかに活用して、より魅力ある講義を行うかということについての研修です。全国の大学から110名の先生方が参加しているというから驚きです。それぞれの先生方が、いろいろと工夫して、魅力ある講義にするための努力をされていることがよくわかります。
 この講習会は3日間も続くので、菅原も当然そんなに長時間苦痛に耐え続けることは不可能です。3日目の明日はとんずらして、さぼります。初日に学んだことは、授業の必要条件3つです。授業では、「感動、希望、夢」を与えるものでなければならないということ。そのためには、教える教員自身が、いつも感動し、希望をもって、夢を語っていられることが大事。学生の皆さんが授業をさぼる気持ちをよく理解して、さぼったら損をする、次回が待ち遠しい、といわれるような講義をめざして、4月から新しいスタートです。