コーラを飲むと骨が溶けると思ってきたけど、リセット

 一度もった先入観や偏見を払拭することはなかなか困難なことです。たしか小学生ぐらいの時に、コーラを飲むと骨が溶けると教えられ、以来30年以上コーラを口にすることがありませんでした。一昨年とっても喉が渇いた時に、ふと飲んで美味しかったので、いまでは時々飲むようになりました。どうも骨は溶けないようですし、周りにも溶けた人はいないようです。
 カップめんも、身体に悪いものがたくさん入っているという先入観を長くもってきましたので、口にすることありませんでした。最近は、夜食にカップうどんを食べることがあり、なかなか美味しいです(ただし、カップラーメンは、食べた後、口の中が気持ち悪くなるので、やっぱり身体に良くないものが入っているんだと思います)。
 こんなふうに、先入観や偏見は一度もってしまうと、事実とは違っても、長く残り続けます。ということは、逆に、子供の頃あるいは若いうち(遅くても学生時代まで)に、良い思考方法や習慣を刷り込んでしまえば、その後の人生に好影響をもたらし続けるということですよね。意識しなくて、良いことをやれるというのが、本人にとっては最も楽で素晴らしいことですからね。
 そして、菅原がもっているもう一つの先入観・偏見は、「銀行員は堅物で個性がなく、つまらない」というものです。今晩は、「一流・本物と未来を語る居酒屋懇親会」に、北洋銀行会長の高向巌様をお招きします。きっと、菅原の銀行員に対する偏見が払拭されることと思います。
 こうやって、ひとつひとつをリセットして、まっさらな状態にもどして、頭の中に巣食っているマイナスをすべてプラスに変えなければと思います。生きている間に知らず知らずのうちに、既成概念が形成され、先入観や偏見をもつようになります。それはレンズを雲らせて、正しく物事を見れなくしてしまうんですよね。