キーワードは「融和」=相手を許して活かすこと

 米国に端を発した金融危機は、欧州へ飛び火して、ついに日本にも影響をおよぼし始めました。欧米に比べれば、まだダメージは軽くてすむと思われますが、グローバリゼーションが進んで世界がますます緊密につながっている現状では、やはりそれなりのダメージを覚悟しなければならないでしょう。
 日本では、これから年末にかけて経済不安が本格化し、多くの人が暗い新年を迎えることになるかもしれません。そうすると、どうしても、人々の気持ちがとげとげしくなってきます。行動も、せかせか、荒々しくなっていくと思います。自分中心になって、他を思いやる心が少なくなっていくでしょう。年末にかけて、特に交通事故には十分に注意です。中でも札幌の運転って、常軌を逸していると思えるほど荒い運転をしている人が多いので、とっても注意が必要だと思います。
 そんな社会の風潮の中で、大切なことは「融和」。自分ひとりでは何もできないのですから、他の人と力をあわせて、この苦境を乗り越えていくしかありません。その際に心がけるべきは、自分のことしか考えないで、ぎすぎすしていくことなく、他と「融和」していくことです。融和の精神です。
 具体的には、他の人に寛大で、他の人のミスや失敗を許していくこと、その上で他の人を活かして、みんなで力を合わせていくこと。自分の大好きな説話に、「天国と地獄は、紙一重」というのがあります。⇒http://d.hatena.ne.jp/Seattle/20050408 天国と地獄の紙一重の違いを忘れないようにしましょうね。忘れると地獄行きだからね。それはカンベン。