No, isn’t.

「ノー、イズント」を、7歳の息子は最近よく口にします。こんな英語はないことは確かですが、正しい、正しくないなんて関係なくて、英語が口から出てくることが大切だと思います。彼は、9月にシアトルとバンクーバーに行って、英語づけの9日間を過ごすうちに、だんだんと間違っている英語を果敢に話すようになりました。その姿を見て、ビックリです。なんて、環境適応が早いのだろうと。やっぱり小さな子は、成長がすごいんですね。たったの9日間でしたが、このまま1ヶ月もしたらどんどん話すようになるだろうと思われました。 
 こうして、かねてからの疑問に答えが出たのです。子供たちが、日本で1週間に1回、1時間程度の英語のレッスンを受けて、はたしてどれほどの効果があるのだろうかとかねてより疑問に思っていました。それは単なる親の自己満足に過ぎないのではないか。日本に出稼ぎに来ている英語ネイティブのカモにされて有難がっているだけではないのか。日本人の英語学習熱はかなりのものだと思いますが、そのわりには成果に結びついていないのではないか。
 日本で英語にバラバラとお金と時間とエネルギーを費やすよりも、その分を蓄えておいて、集中して英語の国で過ごしたほうが良いことをはっきりと体験しました。
 それと、息子は最近では完全な札幌弁をあやつっています。これも周りの影響を受けてです。だから、周りの環境ってとっても大切です。周りの環境しだいで、どうにでもなるってこと。自分を向上させることができる環境を選ぶってことが何より大事ですね。