息子相手にコーチング、これは使えると実感

 札幌の小学校は、今日から2学期の開始。夏休みを思いっきり遊びまくっていた息子は、当然、宿題がどっさり残っていて、すべて終わったのが昨晩の夜8時。ふーっ、ぎりぎりセーフ、って感じです。まあ、父親の自分が、いつも締め切りぎりぎりで仕事をしているので、それが悪いとは思っていません。
 これまでは妻が子供の勉強をみてきましたが、今回は東京に行って留守なので、一昨日と昨日の2日間、息子と二人の二人三脚で、なんとか宿題を仕上げました。そして、ただ息子の宿題に付き合っていたのでは、時間がもったいないので、彼を実験台にして、コーチングのスキルを磨くことを目標にしました。
 親が子供に強制して無理やりやらせるのではなく、自発的に喜んでやらせるにはどうしたらいいか。そこが、コーチングの腕のみせ所です。つい叱ってしまいそうになる自分を抑え、これはコーチングの良い練習機会だと自分に言いきかせて、絶対に声を荒げない、絶対に怒らない、腹を立てたら自分の負けだと誓いました。忍耐強く、彼のペースに合わせて(ペーシング)、口八丁、手八丁、あの手この手で、うまく彼のヤル気と能力を引き出すのです。
 相手をありのまま受け入れ(受容し)、相手と同じ目線で(共感し)、相手のパートナーとして(安心させ)、上の立場から教えるのではなく、本人のヤル気を引き出して、宿題を仕上げさせる。何とか成功です。
コーチングを意識して、コミュニケーションをとるようになると、これまでとは、はっきりと人間関係が変わってきます。これは、なかなか素晴らしいと実感。大学生にも十分、効果的です。この夏は、コーチングの本を読みまくって猛勉強中です。秋からその成果を取り入れたいと思っています。
 ビジネスパーソンコーチングと子供(幼稚園から高校生まで)のコーチングに関する本は山のように出ていますが、大学生のコーチングは、まったく行われていないことも分かりました。
 「大学におけるコーチング」は、3種類あります。大学教員へのコーチング、大学教員の学生へのコーチング、学生の学生へのコーチング、どれも未開の分野で、ビッグマーケットです。この領域をこれから極めていこうと思っています。一緒にやってくれる人、連絡お待ちしております。