今日は菅原の記念日で、誕生日よりも大切

 今日は「菅原秀幸出発の日」。なんていっても、誰も知ってるわけないよね。いつか国民の祝日になるってことも考えられないしね。でも菅原にとっては、誕生日よりも大切です。誕生日は自分の意志とはまったく関係なく決まるけれども、今日は自分の意思で決めた日だからね。
 28年前、小雪の舞う中、郷里の小樽を後にして東京へと向かったのが、今日でした。そんなわけで、勝手に「菅原秀幸出発の日」を制定しています。今朝は息子にも伝えて、30年記念の再来年は大々的なお祝いをしようと言いました。
 初めて親元を離れて、一人東京で浪人生活を送るための出発で、期待と不安が交錯していた28年目のことを鮮明に記憶しています。誰に言われるでもなく自分で決めた 新しい一歩で、その後は苦労の連続でしたが、それがあって今日の自分があると改めて思います。「若い時の苦労は買ってでもせよ」っていうありきたりのフレーズの重さをずしりと感じます。
 自分の息子にも、もちろん苦労させようと思っています。今日を菅原家にとって最も大切な日にしていき、子ども達に「苦労から逃げずに、立ち向かっていけ」と毎年徹底的にすり込む日にしようと思っています。縁のあった学生にも、もちろん苦労させようと思います。逃げないでね。後で必ず大きな花が咲き、たわわに稔った果実を楽しむことが出来るよ。
 今日は、28年前とはまったく違って、もうすっかり春の札幌で気分もさわやかです。特に札幌は四季の移り変わりがはっきりしているから、素晴らしいなって思います。札幌に住んで2年。やっと素晴らしさが分かってきました。さあ、また新しい一歩を踏み出そう。挑戦、挑戦、挑戦。「人生、いつでも苦労は買ってでもしよう」

http://d.hatena.ne.jp/Seattle/20050313