席を譲って、ヤクルトもらって嬉しい!「ありがとう」

 山手線でシニアの女性に席を譲りますと、新宿で降りがけに、お礼を言われてヤクルトを2本くれました。お礼を言われるつもりはなく、ましてや何かをもらうつもりもサラサラなくてビックリと同時に、嬉しかったです。もちろんヤクルトが嬉しかったんではなくて、その方が喜んでくれて、それを伝えてくれたことがです。
 電車やバスの中で、シニアの方や小さな子ども連れの方がいるにもかかわらず、知らないふりをして座り続けているオジサンや若者をみると、悲しいというか、がっかりというか、嫌な気持ちにさせられます。体調が悪いというような何かの事情があるのかもしれませんけど。
 若者はどんどん席を譲りましょうね。損得勘定ではなくて、親切心が大切。その小さな積み重ねは、結局はめぐりめぐって形を変えて自分に帰ってきます。もちろん、それが目的で親切にするわけではないけれど、他の人に喜んでもらえるよう日々の生活で心がけると、周囲が変わって自分も変わる。やってみると分かるよ。
 逆に親切にしてもらった時には、どんどん感謝の気持ちを言葉に表そうね。一日のうちにたくさん「ありがとう」を言った方がいいよね。毎日何回言ったか数えてみましょう。無表情な日本人だと、ゼロ回って日も結構あるかも。それだと、本人も周りの人も幸せになれないよね。笑顔と「ありがとう」は、コスト・ゼロで人を幸せにし、自分も幸せになる最良の方法。