朝から小学生に感動させてもらって、さわやかな一日

 今朝8時前に、車で駅に向かっていて、小学生の行動に感動しました。今の世の中、治安が悪いので集団登校をしているのだと思いますけれども、7、8人でグループを作っていて、その中に旗をもって笛をぶら下げている高学年の子が二人います。グループが横断歩道を渡る時に、この二人が笛を吹いて旗を出して、皆が安全に横断歩道を渡り終わるようにとリードしていました。そして、最後に停まっているこちらの車に向かって一礼して進んでいきました。とっても立派な行動に、朝からさわやかな気持ちにしてもらえました。
 人間は大人になるにしたがって成長すると考えられています。でも、そうでもないんじゃないかなって思うときがあります。確かに、歳を重ねるに従っていろいろなことができる能力は高くなっていきます。しかし、それに反比例して心が汚くなっていくので、能力は高くなっても、それを汚い心で使ってしまうために、大人の醜い行動が目に付くんだと思います。
 からだの汚れは、お風呂で洗い流すことができても、心の汚れは、そう簡単に洗い流すことはできません。いかに心をきれい磨いておくことができるかが、人生の幸せに大きく影響すると思います。体が汚れていたら他の人にも分かるけれども、心が汚れていても目に見えては分からないので、外見ばかりに気をとられて心が後回しになっちゃうと本末転倒になるんだよね。
 まっすぐで、きれいな心、他を思いやる心は、おのずと美しい行動に現れると思います。他の人をさわやかにさせ、感動や喜びを与えられるような行動を心がけたいと思います。とはいっても、いつも失敗して反省することも多いのが現実。しかし完璧な人間はいませんので、失敗を繰り返して、その度にそれをなんとか乗り越えようと努力する姿が美しいんだと自分をなぐさめ、とにかく前進、前進。