人よりも早く、人の出来ないことを、今しか出来ないことを

 アメリカから友人のジェフが日本に来ていて、札幌で会いました。初めて日本に来て、1ヶ月以上をかけて本州、四国、九州を回って、最後に札幌に来ました。そこで、アメリカに帰ったら日本のことをなんと伝えるかと質問すると、「すべてが奇妙だ(strange)」との答え。
 日本にいると当たり前のことが、外から見ると不思議なことだらけに映るようです。この逆も真なり。日本人が外国に行くと、やはり不思議なことだらけ。どっちが正しいと言うことはありません。大切なことは違いを認め、それを受け入れて、お互いに尊重するということ。異文化に触れる機会をどんどん、もちましょう。「異質なものとの出会いが創造につながる」と言われます。同質なものの中だけで生きていると、楽でしょうが、新しい成長はあまりないでしょう。広く世界に目を向けて、どんどん外国へ行くことは、とっても大切なことです。
 もちろん菅原も自ら実践しています。今年は8月にオーストラリアに行こうと思って、格安チケットを手配しようとしました。そしたら、すでに予約で一杯。うーん、自分よりも早い人たちがいるとは、不覚。もちろん、高いチケットはあるのですが、それを買うことは菅原のポリシーに反します。「人よりも早く、人の出来ないことを、今しか出来ないことをする」をポリシーとしていますので。今の時期、ゴールデンウィークをどう過ごそうかなんて考えているようではかなり遅れていますよね。もう今から夏のすごし方を考えようね。そして、それが新たな創造につながるように工夫しよう。
 人と同じか遅ければ、やってもしょうがない。他の人に出来ることは、他に任せる。今じゃなくても出来ることは、今はしない。この基準で考えていくと、おのずと今何をすべきかが分かってきます。人と同じことを、同じ時にやっていては、凡人の私は、人並みか人並み以下の結果に終わってしまいます。