試験を乗り切る3つのヒント

 今の時期は、どこの大学でも定期試験の真っ最中でしょうね。そしていつものごとく、コピーが出回って、即席の試験勉強でなんとか乗り切ろうと、皆さん大いに努力していることでしょう。しかし、正しく努力しないと、努力は報われません。我流は駄目なのだ。(→http://d.hatena.ne.jp/Seattle/20051019
 論述式の定期試験を何とかうまく切り抜けるヒントは、以下の3です。まず第一に、相手の立場に立って考える。次に、与えられているものはすべて使い切って勝負する、そして最後に、感謝を忘れない、です。

 まず第一についてですが、答案を作成にあたっては、採点者の立場に立って書くということ。字は下手でもいいから丁寧に、読みやすく。必ず段落に分けて、論理的に、何が言いたいのかが分かるように明瞭に書くことです。小さな字でごちゃごちゃ書いてあったり、殴り書きのような字で判読できないような答案は、当然印象が悪く、評価も低くなります。あなたが、何百枚も読むという立場に立って考えてみたら、どういうのが良い答案か分かると思います。
 次に第二に、試験時間として与えられている時間と、答案を書くスペースを、すべて使い切るということです。60分とB4の答案用紙表裏が与えられているならば、途中退出せず、答案用紙の回答スペースの80%以上を書くことです。何でもいいから、とにかく書く。分量が少ないと、どうしようもありません。何かびっしり書いてあるというだけで、多少は評価されます。
 最後に第三として、感謝の言葉を必ず述べることが大切です。くだらない授業で、ほとんど学ぶことがなかったので、感謝するようなことはない。授業料を払っているんだから教えてもらって当然だ。と思ったとしても(その気持ち、よく分かります)、それでも相手をほめて、感謝の意を表するのです。相手を「ほめる」、「認める」、「感謝する」という3つはどのような場にあっても、最も大切なことです。(こっちも参考にしてね→http://d.hatena.ne.jp/Seattle/20060621