「違う」ということが大切

 我が家には9ヶ月になる赤ん坊がいますが、昨日、初めて立ちました。通常、赤ちゃんの発育プロセスでは、4,5ヶ月くらいに寝返りを打ち始めて、その後、ハイハイをして、1歳くらいで立つと言われています。
 しかし、うちのベイビーは、9ヶ月にもなるのに、いまだに寝返りを一度もしたことがなく、母親はそのことを随分と心配していました。当然、ハイハイも出来ません。しかし、それらの途中のプロセスを全部飛ばして、いきなり立ちました。
 人間は十人十色。育児書に書かれてあることは、平均的な話です。教科書に書かれてないことも、世の中にはたくさんあります。平均的な基準や、世間一般の人たちが当然と考えていることなどから、自分の考えや行動が違っていて悩むこともあります。
 でも、自分は自分。他の人と同じほうがおかしいのだ。「違う」ということを大切にしましょう。他の人と同じじゃつまらないよね。Think different, act different and be different.
 他の人と同じように就職活動をして、同じように名前の通った有名企業を目指す。そしてうまく入社できたら、同じような暗い色のスーツに身を包んで、同じような会社人間になっていく。山手線じゃ、みんな同じように無表情で疲れた暗い不気味な顔をしている。このような20世紀の生き方は、これから必ず行き詰って変わっていくよ。他の人と同じようにという典型的な日本人の考え方を超えた生き方をしようね。