慌しい年の瀬よりも、まったりした年の瀬

 今日の秩父では、快晴の空が広がっており、とっても気分の良い一日でした(今ごろ札幌は雪かな)。「なにかと慌しい年の瀬」って表現が常套句として使われるこの時期ですが、菅原はアマノジャクで、常に人と反対もしくは違うことをするよう心がけているので、今日も、のんびり、ゆっくりした年の瀬を過ごしました(どうやって、そうできるのかというと、他の人がやっている年賀状書きや大掃除をみんなほったらかしているからさ)。
 お昼は、秩父でナンバーワンのフランス料理レストラン「楽時舎」で2時間半かけてランチを楽しみました。妻と9ヶ月の娘と一緒に(ワンパク小僧の息子はおじいちゃんに預けて)。
 美味しいものを食べると本当に体に力がみなぎってきます。「ミクニ」よりもはるかに心がこもっている(ように菅原には感じられる)「楽時舎」は、シェフご夫妻だけでやっていて、テーブルが3つしかない小さなお店です。このお店は、ガイドブックにも載っていなくて、秩父でも知る人ぞ知るというお店です。ガイドブックってあまり当てにならなくて、載ってる店でも、がっかりさせられることは結構あるからね。
 その時々の旬の食材を日本中から集めて、徹底的にこだわるシェフが腕を振るって、素晴らしい料理を出してくれます。今日も120%の満足でした。人参だけでも3種類を使っているんですから、こだわってますよね。今日の魚は「黒ソイ」、肉は「岩手のなんとか豚」。厳選された食材で、さすがって感じでした。
 「心を込める」、「徹底的にこだわる」、「120%の満足を提供する」、この3つはいかなる分野においても、一流に求められる必要条件だと思います。自分もこの心がけを忘れずに、2007年に新しい一歩を踏み出そうと、まったりした年の瀬に誓いを新たにしました。