人生を狂わせる恐ろしい携帯電話

 今年も残り10日。なんとなく慌しくなってきますね。年賀状書いてないし。大掃除?そんなもん、する気ないし。締め切りを過ぎた仕事も残っているし。ってなわけで、やるべき事は一杯あるけど、やっぱりホリデーシーズンは、美味しいレストランで食事したいし(札幌にはたくさんあるからね)、家族と外国にも遊びに行きたい。ということで、時間をどのように配分するか、そして、時間の密度をどれだけ濃くするか、この2つがとっても大切になってきます(なにもこの時期だけじゃなくて一年中そうなんだけどね)。
 人間は生まれながらにして、不平等。金持ちに生まれるか、貧乏に生まれるか。先進国に生まれるか、発展途上国に生まれるか。健康、資質、才能、生活環境、いろんな点で、どれ一つとして他の人と同じという事はなく、不平等に思えることも山のようにあります。
 唯一平等なことは、すべての人にとって、一日が24時間であるということ。だから、これを利用して、他の人と勝負するのだ。つまり、この平等に与えられている24時間をどのように使うかによって、人生が大きく変わってくるということを、はっきりと意識しておくことはとっても大切ですね。
 つまり、人生は、時間をどう配分するか、時間の密度をどう高めるか、この2点に大きくかかっているのだ(ちょっと大げさだけどね)。
 先日、電車の中で、何気なく携帯電話を触っていると、累積通話時間という表示が出て、48時間とのこと。いまの機種に変えて1年ちょっとなんで、まあ1年365日のうち、まる2日間は寝ずにひたすらぶっ通しで、携帯電話で話していたということになります。恐ろしいことです。自分の場合は、ごく限られた人にしか携帯番号を教えていないので、最小限にしか使ってないつもりですが、それでもまる2日間です。携帯にどっぷり使っている若者達は、きっと一年間に何ヶ月も寝ずに話し続けているってことになってるんじゃないでしょうか?携帯は便利な点もありますが、マイナス面もたくさんあります。別にあえてかけなくてもいい電話、どうでもいいようなくだらないメール。そんなもんに時間を費やしていたら、大切な365日が減る一方だ。