スカイマーク・エアラインズを応援します

 先日初めてスカイマーク・エアラインズに乗る機会があり、新鮮な驚きを感じました。機内サービスが一切なし。離陸から着陸まで不必要なアナウンスがなく、とても静かで実に快適でした。客室乗務員が余計なサービスを押し付けるために狭い機内を歩き回ることもなく、必要があって呼ぶと来てくれるという姿勢は、本来のあり方だと思いました。
べつに飲まなければ飲まなくてもいいジュース。不特定多数を読者とするターゲットの絞れていない機内誌。ことさら飛行機の中で買う必要のない機内販売品。こういった不要な過剰サービスを押し付けられて、そのコストを支払わされているのは結局乗客です。飛行機に求められているのは、安くて、快適で、安全な運航です。この目的の達成に特化してもらいたいと思います。
 夏の旅行シーズンをひかえて、大手航空会社は、沖縄キャンペーンだとか、北海道キャンペーンなんてのをやっているようです。その内容は、こどもに記念のグッズをくれるとか、機内でなにかを配るとか、飛行機本来の目的からはずれたことばっかりです。物があり余っている時代に、これ以上の物はごみになるばかりで、地球に優しくない。
 不要なモノやサービスを押し付けられて、それで気分を良くして、結局余分なお金を取られているという、とってもお人好しなお客様はもうやめにしようね。飛行機に限らず、日本のいたるところに不必要な過剰サービスがあふれています。そしてその過剰サービスに慣らされてしまっている私たちがいることに気づきます。結局損しているのは私たちなんです。もちろん、それが快適だって言う人は、それで結構です。
 菅原は不快なので、はっきりと自分の生きる姿勢、ポリシーを明確にして日々の行動に反映させていきたいと思っています。