秩父に群を抜いて美味しいフランス料理店がある

 25日は菅原にとって、最も意味のある日です。全国的に給料日だって。いえいえ、そんなことではありません(現在の勤務先の給料日は25日じゃない)。菅原が人生の師として最も尊敬する方が4月25日生まれ、菅原も25日生まれ、先日生まれたベイビーも25日生まれ、そして結婚記念日も25日。ってなわけで、菅原にとっては25日が大切なのです。 
 そこで、その前日の24日に、秩父では群を抜いているフランス料理店「楽時舎(らくじしゃ)」に家族4人でいきました。ここは宣伝もしていないし、山の中にあるので、通にしか知られていなく、ディナーの客は、毎晩一組か二組。本当に美味しい。秩父の山の中にいて世界中から食材を集め、それをシェフが命をかけて料理しているって感じがします。創った人のエネルギーが込められているから、食べると、とっても元気になります。
 一方「ミクニ」といえば日本を代表するフランス料理店で、確かに出される料理は綺麗で味もよいのですが、残念ながら創る人のエネルギーが感じられません。値段は秩父の約二倍なので、秩父の素晴らしい料理を知っていると、損した気持ちになります。
 料理に限らず、なんでも創っている人、やっている人の精一杯のエネルギーが込められているものは素晴らしいのだと思います。だから人は感動するのでしょう。人を感動させられる自分になりましょう。もちろん、すぐにはなれません。昨日より今日、今日より明日と、一歩一歩の積み重ねしかありません。
 東京はあらゆるものの平均的レベルは高いかもしれませんが、群を抜いて突出している人たちが地方にはひっそりと隠れて、素晴らしい腕を振るっています。