野球世界一の日本チームから学ぶ感動の条件

 まさかの日本、世界一。普段は野球にまったく興味のない菅原ですが、今日の世界一を決めるWBC日本対キューバ戦には、とても感動しました。世界一を決めるにふさわしい試合内容でした。最近、日本では人気低落気味の野球ですが、これでまた盛り上がるきっかけになるでしょう。
 多くの人を感動させられるって素晴らしいですよね。感動のない人生はつまらないです。では、感動するための条件って何かと考えた時に、状況によって異なる要因が考えられますが、すべてに共通していえることは、「一生懸命やっている姿」と「多くの人と分かち合える喜び」でしょうね。どんな分野、どんな状況であっても、一生懸命やっている姿ってのは、感動のための必要条件であり、それも自分のためだけにやっているのではなく、多くの人と喜びを分かち合えることが必要です。
 感動させてもらうばかりではなく、感動させられる自分になりたいと思います。そのためには、何事にも誠実に一生懸命に取り組みたいと思います。いかに要領良く賢くお金を稼ぐかということを勧める多くの本が出されていますが、そこには感動がありません。お金を唯一絶対の価値尺度とする生き方には、喜びの分かち合いはなく、いかに一生懸命であっても、人々を感動させることはできません。