柿の種を植えても、りんごの実はならない

良い種を植えると、良い実がなる。悪い種を植えて、良い実がなるということはありえません。自分は果たしてよい種を植えているかどうか、いつも自らに問うていくことは大切なことだと思います。良い種(たとえば自分を磨くための努力)を植えてもいないのに、良き果が得られないなどと嘆いたり、人をうらやんだりしてしまってはいないでしょうか。
さらに、たとえ良い種であっても、まく時期を間違えると芽は出ません。春に植える種なら、春に植えるからこそ夏にきれいな花が咲く。それを冬に植えても、枯れてしまうだけです。すべてのものには時がある。時をはずしては、やはり結果はでません。今この時に植えるべき良い種は何か、自らに問うていきましょう。