マイ、ペン、ライ(=気にしない)

 今朝のテレビで、年間自殺者が3万人を越えて、過去何年も続いていると報道されていました。自分で自分の命を絶たなければならなかった人たちの無念の思いを想像する時、とっても辛く、悲しい気持ちになります。年間3万人とすると、17分に一人が、この日本のどこかで命を絶っているという計算になります。これを書いている間にも、命が消えていっています。

 経済上の理由と、仕事上の理由で亡くなる人が増えているとのことでした。予期せぬ不況でローンの返済や借金の返済が出来なくなった。あるいは連日深夜におよぶ過酷な労働に耐えられなくなった。そんな人たちが多いそうです。こういう人たちは、とっても真面目で、責任感が強く、心優しい人たちで、社会からすると一番いてほしいタイプの方々だと思います。

 菅原なんて、その反対で、借金そんなもん踏み倒せばいい、仕事そんなもん適当にやっておけばいいと思っているので、まったく自殺とは無縁のタイプに属する人間です。命さえあれば、なんだって出来ます。自ら命を絶つと、もっと苦しみにもだえる世界に落ちていきます。嵐は必ず去る。太陽は必ず昇る。ハリケーンも必ずいっちゃう。耐えること、開き直ること、ずうずうしいこと、思いつめないこと、スローに生きること。生きてりゃ、何とかなるさ。菅原の大好きなタイ語があります。「マイ、ペン、ライ(=気にしない)。」そう、今日も、あすも、あさっても「マイ、ペン、ライ、マイ、ペン、ライ。」