自然界の法則−晴れもあれば雨もある

人間もこの大自然の一部なので、自然界の法則に沿って生きていくことが一番自然で、楽しいことだと思います。ところが、人間だけがやたら頭でっかちになってしまい、ああではないか、こうではないかと考えるから、精神的に病んでしまい、うつ病が増えたり、ニートが増えたりしているのではないだろうかと思います。

大自然の法則、その1。「どんな嵐も必ず去る。どんなに空を厚く雲が覆っても、必ずまた太陽が顔を出す。夜がいつまでも続くことはなく必ず朝が来る」

人間の世界も同じ。どんなに辛いこと、悔しいこと、悲しいことがあっても、そんな時はいつまでも長くは続かないということです。必ず再び太陽は昇り、必ず雲間から日は差します。逆にいつまでも太陽が昇り続けることもないということです。雨もまた大切です。暴風雨もたまにはあります。時にはハリケーンまで来ます。

晴れの日、曇りの日、雨の日が同じような割合であるように、人生にも、絶好調の時や絶不調の時は必ずあります。大切なことは、好調のときにおごらず、不調のときにいじけないということです。そして、自分に信念がなく、日和見主義的に、その時々の調子のいい人に寄って行って、不調の人を遠ざけるという生き方は、もっとも恥ずかしいことだと菅原は思います。