自分の姿は自分では見られない

 鏡がなければ、自分の顔についた汚れは決して見ることが出来ません。同じように、自分の姿も、自分以外の何かに映し出さないと、分かりません。自分の欠点というのは、自分が一番よく分かっているようで、実は気づいていないことが結構あります。
 
 「相手は鏡」、自分の姿が相手に映し出されているということをよく認識して、自分を変えていきましょう。もしあなたが、自分の周りにはやなやつが多い、自分の周りにはたいしたやつがいない、と思っていたら、それは自分の姿なのです。だって、「類は友を呼ぶ」ですから、同じような人間が集まるのです。

 「吾以外皆我師」、自分以外はみんな自分の師ですから、常に周囲にいる人や、周囲で起こった出来事から学び、自らを成長させていこうという姿勢をもちましょう。