63億分の2千という不思議な縁

 人が一生のうちに出会う人数は、平均すると2000人と言われています(この数には、単に道ですれ違っただけのような人は含まれていません)。もちろん、仕事によっても人数は異なるでしょう。営業マン・ウーマンならもっと多いでしょうし、家にいる人は少ないかもしれません。あくまでも平均的な話です。さらに親しい人となると、もっと人数は減ります。年賀状を毎年何枚出すか考えてみると大体分かりますよね。

 かたや、地球上の人口は、いまや約63億人。ですから、2000人を63億人で割ると、0.0000003となり、とても低い確率で出会っていることが分かります。この2000人の中には、嫌いだな、いやなやつだな、相性が合わないな、などと思う人も含まれていると思います。でも、こんなに低い確率で会わせてもらっているのですから、やっぱり何かの縁があるのでしょう。

 どんな人とも、いかなるときも、笑顔で、まっすぐ目を見て、相手の言うことに真剣に耳を傾けて、応対したいと思います。難しいのだけれどね。