明るい希望と、暗い不安が混じって2010年もあと3日

 毎朝、メールをチェックするのが楽しみです。昨日は静岡の高校生からのメールに感動しました。先日のクローズアップ現代を観てくれていて、それについての意見と質問です。高校3年生で、しっかりした文章が書けるなと感心しました。と同時に、ネットで調べてわざわざメールを出してくる積極性、素晴らしいですね。世界に目を向け物事を考えている積極的な若者がいる事を知ると、日本の将来が明るく見えます。
 その一方で、2週間ほど前の新聞記事にはガクゼンとしました。高校生の進路希望先ナンバーワンが公務員とのアンケート結果が報じられていたからです。公務員は英語でいうとpublic servant。つまり、公に使える召使なのだ。しかし、志望理由は、公のために働きたいということではなく、単に安定してるからでしょう。ビジネスの論理で考えると、縮小する市場に参入するなんてことはあり得ません。公務員市場は縮小の一途です。縮むパイにみんなが群がっても光は見出されません。