NHKクローズアップ現代キャスター国谷裕子様の姿勢に敬服

 NHKクローズアップ現代出演の機会を通して、とってもたくさんのことを学ばせて頂きました。番組の顔であるキャスターの国谷裕子様が、すごい勉強をしているということにまずビックリ。菅原が世界経済評論に書いた論文を事前に読んで、線まで引かれていたのです。論文なんて研究者以外が読んでもつまらないのに。週末は勉強にあてることも多いとおっしゃられていました。
 クローズアップ現代の番組の作りは、前半と後半に分かれていて、それぞれプラスの側面(可能性)、マイナスの側面(課題)を取り上げるようになっています。前半、後半、それぞれに4分ずつのコメントの時間があって、番組全体では8分。この8分を、国谷様とゲストで生放送の一発勝負で作り上げます。この緊張感は快感です。たったの8分のために、事前に猛烈に勉強して、そこにすべてをそそぐ。
 これはなんでも、同じですね。たとえば、スポーツ。オリンピックの水泳では、わずか何分間かのために、4年間を練習に費やすんですからね。長い準備を怠らず積み重ねて、一瞬の勝負にかける。どんなことも、本番よりも準備が大切。BOP関係で、最近たくさんの若者とあわせていただく機会があります。彼・彼女らと接して必ず感じることは、日本の若者の能力の高さです。間違いなく世界に通じます。若いときに十分に自分を鍛えて、これからやってくる世界に飛躍する瞬間に備えて下さいね。いくらでも応援します。