きょうもバンバン手をあげよう

 徹底的にdifferentを追求する菅原の今年のテーマは「教えないprofessor、話さないprofessor」。休講の山に加えて、外部から人を呼んできて特別講義をしてもらうので、菅原が自分でする講義の回数は、かなり少ないのです。その上、自分で講義をするときでも、学生参加型インタラクティブ授業なので、プレゼンやディスカション主体ですから、菅原はほとんど教えるということをしません。まさに授業料泥棒ですね。さらに休学を勧めるのですから(現在5人休学中、来年度すでに2名の休学予定者)、「とんでもprofessor」ですね。
 今年は5回の特別講義で、すでに2回が終了。3回目の今日も、時代の最先端事情が聴けると思います。毎回、質疑応答の時間が充実していると、講師の方々から好評です。普段から話しを聴き終わると同時に手をあげて質問できるようにトレーニングを積んでいますから、やってない学生より秀でていて当然といえば当然ですよね。きょうも、バンバン手をあげようね。
 しかし話を聞き終わっても、何も頭に浮かばない時にどうするか。この時が問題です。それでも、とにかく話を聞き終わったら手をあげる。ポイントは、「具体的に」ということです。途中で寝てしまって全体像が分からない、途中で理解できなくなって全体像が分からない、というような時にも、使える質問3つです。
 
 その一、「要するに、今日の講義を通して私たち聴衆に伝えたい結論は何かについて具体的に簡潔に説明してほしい」とお願いします。
 その二、頭に残っているキー・ワードやキー・メッセージを一つとりあげて、「これこれについて、より具体的に説明してほしい」と質問します。
 その三、「今後の課題は何かについて、具体的に説明してほしい」と聞きます。


《終了》6月2日(水)14時10分〜15時50分  「グローバル時代の税関」山田成三氏(函館税関部長)
《終了》7月14日(水)14時10分〜15時50分  「BOPビジネス最前線」小田兼利氏(日本ポリグル会長)
《本日》10月29日(金)19時30分〜21時   「企業と NGO の連携;NGO は企業の真のパートナーになり得るのか」 富野岳士氏(特定非営利活動法人国際協力NGOセンター事務局次長)
《これから》11月17日(水)14時10分〜15時50分 「世界を変える仕事をしよう」 阿部吉雄氏(SEITOKU株式会社代表取締役
《これから》12月10日(金)19時30分〜21時   「中華マネーを追う(仮)」 菅原時康氏(北海道新聞編集局経済部長)