やっぱり退路を絶たれないと感動ストーリーはうまれない

 今日はデスクワークをしながら、「ルビコンの決断」と「NHKスペシャル」で放映された番組の録画されたものを片っ端から観続けています。講義で使用する教材を作るためです。視聴覚教材作成室があって、そこに頼むと希望する番組を片っ端から録画してDVDで渡してくれ、さらに、それを編集して作り直すことが可能です。
 どの番組を観ても、人間の力の素晴らしさが分かり感動します。そして、感動のストーリーに共通するのは、やはり追い詰められたときに不屈の精神でチャレンジするから、活路が開け、感動ストーリーが生み出されるということです。
 追い詰められないと、退路を絶たれないと、やはり人間は変われないのですね。だから逆境こそが次なる飛躍のチャンス。逆境、困難は素晴らしいのだ。まだまだ日本企業も、日本も追い詰められていないから、変われないだろうね。これからやってくる苦境に備えて、いまは力を蓄えておく時。そして感動ストーリーを創ろう。一回しかない人生、感動がたくさんないとね。


 今日観たDVDの中でも、貧困削減へのビジネス・アプローチが取り上げられていました。ルワンダの大虐殺を越えて、ツチ族フツ族が融和へと向かうプロセスです。そこでも、ビジネスによって貧困から脱出するという手法が紹介されていました。社会の課題を解決するためにビジネスが着目されています。やはり社会的課題解決のためのビジネス・アプローチは、これから有力な手法の一つになると確信します。