結局BOPビジネスも人と人との信頼?それじゃ、ありきたり過ぎるな

 パートナーシップをテーマとした今日のBOPビジネスワークショップ終了。とっても勉強になる時間でした。企業サイド3人、NGOサイド3人、お互いにちょっと遠慮があって、激突討論とまではいきませんでしたが、それぞれのサイドの本音がチラチラとでて、面白かったですね。
 結論は、お互いの「信頼」が大切。人と人との関係。えーっ、こんな当たり前の結論じゃ、論文書けないじゃん。あすの多国籍企業学会での研究報告でも、こんな当たり前のことを言っては、失笑を買うだろう。そこをこじつけてもっともらしく話すのが、学者の役目。今日のワークショップの成果をあすにつなげなければ。
 Twitterをつかってインタラクティブにやりたかったのですが、ツイートする人が少なくて、今ひとつ盛り上がりにかけましたね(#BOP0709をみてね)。大学生相手なら90分の講義で、数百のツイートがあるのですが、やっぱり相手が大人じゃ、まだちょっと無理かな。
 味の素さんが、ガーナで本格的にBOPビジネスをやろうとしている先駆的な取り組みの紹介は非常に勉強になりました。国際NGOとは手を組めそうとのこと。日本のNGOは力不足。そこを何とかしようとしているのがJANIC。みんな、がんばれ!外野でワアーワアー騒ぎ立てているだけの菅原が一番無責任。今日の討論は、録音しましたので、学生のボランティアの方が文章にしてくれます。近く、この成果は広く社会に還元します。
 回を追って参加される方が増えて、もう会場はパンパン。どうして、みんな、こんなに関心があるんでしょうかね。