大阪で力をもらって戻りました。

 桜満開の大阪から、マイナス5度の雪降る札幌に戻ってきました。交差点ではバスがスリップして信号に激突していました。ヒェー。おんなじ日本でも、こんなに違うんですね。多様性に富んでいるってこと。同質性が高い日本では、違いに気づく感覚が鈍りがちなので、「違う」ということを常に意識していないといけません。隣に座った男の子がお父さんに、どうして、タクシーをひろうといのかと質問していました。確かに、なんで拾うんだろうね。落ちてるもの以外は拾うとは言わないよね。なんでタクシーは拾うんだろう。男の子の鋭い質問に答えられません。当たり前にしてしまっていることを、違う角度から考える。いつもこのトレーニングを自分に課しておかねば。
 さて、さて、今回の大阪行き。またしても、皆様のおかげで、多くの成果を得て帰ってくることができました。関西における国際ビジネス研究学会の重鎮、安室先生から、BOPの研究はまだメインストリームにはなっていないけれども、3年もすれば必ず菅原のやっていることが主流になるから、しっかりやりなさいと激励の言葉をいただき力が出ました。そして、なんでもサポートするからとまでいってくれたので、ありがたい限りです。他の先生方もまきこんだので、これで関西の学者にはBOPの火をつけられたと思います。日本ポリグルの小田会長を紹介することもできたので、これから関西の大学でも引っ張りだこになると思います。
 小田会長には、シンチ(?)とかいうところに連れて行ってもらって、10人あまりが、12時まで飲んで歌って過ごす中で、一緒に日本を明るくしましょう、日本の未来はBOPしかないといっていただき、こんな若造を相手にしてくれていること、本当にもったいない限りです。
 もう菅原はBOPを6年も研究していても、だれも他に正面切って研究する学者は現れず、日本企業の分析をしてもこれといった企業は数少ないので、本当に日本はBOPでいけるのだろうかとの疑問もありました。しかし、これからは強い信念をもって、日本発BOPビジネスをドーンと押して、世界に発信していこうと思います。