新型インフルエンザに踊らされるな−「現場、現物、現実」主義が大事

 毎日、毎日、新型インフルエンザの報道が大々的にされていて、これらの報道によると、関西地方は大変なことになっているような印象を受けますよね。この報道を真に受けた心配性の妻の指示によって、ネットで新型インフルエンザ用マスク100枚を、2万5千円で購入。ドラッグストアに買いに行った妻によると、マスクは売り切れとのこと。ネット検索でも、売り切れ続出で、これは早く買わないと大変なことになるという切迫感に駆られました。
 今日、大阪の知人に電話してみると、「そんな大した事ないですよ。大げさですわ」との返答。やっぱりそうかと納得。過剰反応を起こす日本人の特性からして、今回のことも大げさすぎると感じていましたが、その通り。大阪の現場を知ることが大切です。
 3つの「現」、つまり、「現場、現物、現実」主義を忘れてはいけません。現場に行って、現物を手にし、現実を自分で確かめることの大切さを再認識しました。マスコミに踊らされてはいけないのです。マスク特需で、マスク業界は儲かっていることでしょう。これも景気対策かもしれません。国民に膨大な数のマスク購入を迫って、お金のめぐりを良くしようと、日本政府が考え出した奇策。そうであったとしても、100年に一度のことだから許されるだろうね。まだもらってない定額給付金が、もらう前からマスクに消えて、まんまとやられたって感じです。