「聞く」と「聴く」の違い

 「聴く」を分解すると、「耳」と「目」(横になって、より本物の目に近くなっています)と「心」が入っていることが分かります。つまり、「聴く」とは、耳だけではなく、目と心も使って、相手の話に耳を傾けるということです。話してくれる相手に対して、心を開いて素直に、誠実に、謙虚に「聴く」ということですね。
 いつもギャー、ギャー騒いでうるさい息子や娘、新婚をはるか前に過ぎ去ってしまい隣にいるのが当たり前になっている妻、常識をわきまえずに振る舞う失礼極まりない学生達、などなど、周りにいるすべての人に対して、「聴く」姿勢を忘れないようにしたいと思います。