アメリカの激震から日本を考える

Seattle2008-09-21


 9月10日から19日まで、シアトル(米国)とバンクーバーBC(カナダ)を訪れました。この間、メリルリンチリーマン・ブラザーズAIGの経営が行き詰まり、米国経済に激震が走ったときに、幸運にも(?)そこに居合わせましたので、現地の状況を肌で感じることができました。
 飛行機代に燃料サーチャージが約5万円加算され、シアトルのホテル代は50%から60%アップという状況で、大変コストがかさむ今回の訪問でしたが、とってもタイミングが良かったので、コストをはるかに上回る収穫を得ることができました。

 今回の訪問で得た主たるポイントは、以下の3点です。
1.米国経済の失速は明らかで、回復には最低5年間はかかると予想される。ということは、日本経済もさらに停滞する。
2.米国大統領選は、十中八九、共和党が勝利する。といことは、経済成長が重視され、環境は軽視されつづけるので、地球環境の破壊は進む。
3.インド人パワーの台頭が著しく、今後の経済成長においてコアとなる。ということは、インド人パワーを活用できない日本はチャンスを逃す。

 時差で昼と夜が逆転し、今朝は1時に目が覚めて、そこから頭をくるくると回転させて、今回の訪問で得た成果をまとめました。詳しいことはまた後日。日本に朝が来たので、そろそろ寝なくちゃね。