若者カメレオンを撲滅しよう

 同じ話を聞いていても、そこからつかむことは、やはり人によって違うのだなということがよく分かります。のりさんとの居酒屋懇親会に参加した学生の皆さんから、ぼちぼちと参加リポートが出されてきていますので、それを読んでみると違いがはっきりしています。
 だから同じものを見たり、聞いたり、読んだりしても、そこから得るものは人によってまったく違うのだ。人と違って当然。違わないと気持ち悪いんだよね。自分と同じ服を着ている人がいたら嫌な気持ちになるだろうし、同じ顔の人がいたら、もう本当に気持ち悪いだろうね。違っていて当たり前。
ところが、ある調査によると、最近の若者は、違うと目立ってしまうので、ひたすらその違いを隠して周りと同化し、カメレオンになろうとしているんだって。ベネッセが昨年の大学新入生6万5千人を対象に実施した「自己発見レポート」の分析結果を発表しています。
 これによると、「新入生は、自分のイロを消し、目立つことを避け、仲間の顔色を伺いながら行動する傾向が強くなっている」ということです。こんな新入生を「出る杭を怖がるカメレオン?」とも呼んでいます。どうでしょうか、みなさんは?
 カメレオン撲滅作戦を展開して、若者カメレオンを一人でも減らしたいと思います。菅原が、一昨日の佐藤のりさんの話しからつかんだ事は以下の3点。この三つを実行するだけで、カメレオンじゃなくなるよね。
 1.なるべく早いうちに、外国へ行ってみること。
 2.人に意見を求める前に、まず自分の意見をはっきり言うこと。
 3.コミュニケーションの大切さ。特に「有難う」をたくさん言うこと。