研鑽途上にあって日々努力

 恩師江夏健一先生(早稲田大学副総長)がめでたく古希を迎えられ、3月末をもって退職されるので、そのお祝いのパーティが開かれました。早稲田大学総長を始めとして、そうそうたる学者の先生方がお越しになられていました。滅多にない貴重な機会ですので、人物観察をしようと思い、諸先生方の立ち居振る舞いを観察していました。立派な大学教授を相手に、若輩者の菅原がそんなことをするなんて、極めて不遜とは思いましたけど。超一流の方を人生のお手本にしたいと思いますからね。
 料理をがっつきながらさりげなく観察していますと、やはり超一流は外見でそのことを感じさせます。人を魅了するエネルギーを発しています。逆に、あまりそれを感じさせない方もいらっしゃいます。おぎゃーと生まれてきた時は、みんな同じようなもんだったと思いますけれども、人生を50年、60年と重ねると、はっきりとした違いが分かるようになるんだなーと感じます。いつも、どこにあっても、誰に対しても、誠心誠意向き合うことの大切さを思います。
 いまだ研鑽の途上にある自分にとって、不可能であっても、超一流を目指して日々小さな努力を重ねていこうと改めて思いました。間違った方向に努力をしても、決して報われないので、超一流を手本として正しい方向へ向かうことが必須。