久々にカラオケで絶叫

 久しぶりにカラオケでシャウトしました。ゼミの3年生が、2年間のゼミの集大成としてゼミナール論文を書きあげ、無事に提出へとこぎ着けましたので、それを祝っての飲み会があったからです。
 通常の大学のカリキュラムでは、ゼミは3、4年次に開講されますが、北海学園大学経営学部では、2、3年次に開講されています。「人と同じなら誰でもできる。他よりも一歩早く」をポリシーとして、4年生で書きあげる「卒業研究論文」に匹敵するものが、本学部の3年生が書き上げる「ゼミナール研究論文」です。
 就職活動するときに、このゼミ論を応募書類の一つとして提出するならば、当然、他の学生とは異なって、一つ頭を出すことになります。山のように採用窓口に届く応募書類の中から、選考者の目にキラッと光って映るためには、ありきたりの応募書類ではいけません。他と違っていることが大切です。
 さらに、ゼミ論を頑張って書き上げた努力をたたえる指導教授からの推薦状も一緒に添付するならば、より応募書類は光るでしょう。バイトをして社会を学んだとか、サークルやクラブでリーダーをつとめた、なんて程度のことは、誰でも書くことなので、それでは光りません。とにかく他よりも群を抜いて光らせるためにはどうしたらいいかを考えることが必要です。そのためには、他と同じことを、同じ程度の努力でしていたのでは、不十分ですよね。
 実家を離れて一人暮らしをしている3年生は、生まれて初めてお正月を実家で過ごさずに、ゼミ論を書いたといいます。2万字以上の論文を仕上げるために、キーボードを打ちまくって、キーの接触が悪くなったそうです。ある学生は、夢にまでゼミ論が出てきたといいます。100人にアンケートをとってそれを分析し、英語で論文を書いた学生もいます。
 2年間で成長した彼・彼女らの姿がまぶしく映り、とっても嬉しく楽しく幸せな飲み会でした。限界に挑戦して物事を成し遂げた時にのみ光る姿を見せてもらいました。ゼミの3年生の皆さん、どうも有り難う。