常識がひっくり返る。おにぎりは握らない?!

 テレビは見ない主義の菅原ですが、さっきお風呂にボーっと入っていて、何気なくテレビをつけて、びっくり。美味しいおにぎりを科学的に分析して、新しい握り方を紹介していました。なんと、美味しいおにぎりは、握らないのでした。常識がひっくり返る。こんな身近なところにもあったんですね。

 おにぎりと言えば、日本人の伝統食の最たるもので、その握り方は完全に確立されていて、新しい方法なんて考えもしませんでした。ポイントは、中に空気を入れるということでした。これは従来から言われていることで、おにぎりはふわっと軽く握るんだということはみんな知っていて、誰もがやっているつもりだったでしょう。しかし、実際には「三角型」では、どんなに軽く握ったつもりでも力が入ってしまい、中に十分な空気を入れておくためには「どら焼き型」でなくてはいけないのです。こうすると格段に美味しさがアップするそうです。

 もう完全に確立していて、これ以上は変わりようがないと思われているようなことでさえも、疑ってかかる。みんなが当たり前と思っているところに、さらなる成長の余地がある。今日は、おにぎりから学ばさせていただきました。徹底して常識を疑う。この姿勢をいつももとうと、再認識です。みんながやっているから、自分も同じようにやる、っていうのが一番頭使わなくて楽だけど、使わない筋肉が衰えるように、使わない脳みそはどんどん衰えるんだよね。

 とはいえ、テレビもやらせが多いからね、もちろん、きょうの内容をそのまま信じるなんてことはおろかですよね。実際に自分でやってみないとね。でも、うちは玄米食なんだよね。玄米のおにぎりってそれだけで、格段に美味しいんだけど、これにも改良の余地はあると思うので、同じことをせず、日々考えて挑戦しよう。