相手の声によく耳を傾ける

 立川で行きつけの1000円カットに行きました。小樽にも行きつけの1000円カットがあります。しかし、先月はどうしても移動の関係で、どちらにも行けず、やむなく札幌で2700円払ってカットしました。結果は、1000円カットのほうが、はるかに満足度が高いのです。1000円と2700円の大きな違いは、片方は耳の掃除とマッサージをしてくれて気持ちが良かったという程度で、1700円もの違いは感じられませんでした。
 お客が必要としないサービスを付け加えて高い価格を設定しているサービスは、必ず衰退していくでしょうね。そういう業界はおおいに変革の余地ありなのです。お客の声に耳を傾ける。市場の声を聞く。これがビジネスの大鉄則ですよね。
 このことは、ビジネスに限りません。教師は学生・生徒の声をよく聞く。親は子供の声をよく聞く。医者は患者の声をよく聞く。経営者は従業員の声をよく聞く。男は女の声をよく聞く(ただ聞くだけでいいのだよ。彼女らは決して答えを求めてはいないのです。間違っても、何か解決しようとアドバイスはしないこと。ただただ聞く)。どの分野においても、相手の声をよく聞かない人がいたら、その人から離れるべし。自分のことばかり話して、こちらの話しを聞いてくれない彼、彼女がいたら、そくバイバイしようね。